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小さな花の物語のcsmのレビュー・感想・評価

小さな花の物語(1961年製作の映画)
4.0
海風ビュービュー聞こえる小屋で搾乳した嵯峨ミチ母ちゃんが差し出すコップ、けんちん汁には塩と油でタロ少年がケチ婆に内緒で持ち出す生卵。母ちゃんの手を温めながら山越え手袋50円。誰かのために咲いてるんじゃないの… 嵯峨ボイスにうっとりして和子の半纏ルック最高。17で朝丘雪路ねえさんのヘルプについて垢浮く風呂で女中指南。怒りに出てくる遠辰には酌して歌ってしゅらしゅしゅしゅ。ケア人間すぎてネギ束抱えてすき焼き食べさせ川津さんのことまで養おうとする桑野みゆきのナチュラル貢ぎ人生が心配。初任給でカツカレーにハムサラダまでしつこく頼もうとしてたし。子どもが両手で食べてたからって病床で今川焼の店出す夢語る雪路先輩、若い子に5円負けたいからお汁粉でもいい。情厚人間選手権になりがち成沢脚本結構苦手だけど細かいエピソード印象深い。川津さんも何故か抱え出す雪路の子、布団からキャラメルの包みポイして立派な女になりそうだし女中マシーンと化したみゆきこれからどうなる。
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