ろめ

マグノリアの花たち/スティール・マグノリアのろめのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

小さな田舎町の友情物語。
娘を亡くしたマリン役のサリー・フィールドの演技に泣かされた。傍にいた皆のもらい泣きにも泣かされた。
あのシーン、大切な人を亡くしたことがある人ならばきっと共感できるんじゃないでしょうか。
悲しくて怒りをぶつけたくて悔しくてさみしくて。
そんなとき、誰かが傍にいてくれる。ひどい冗談でも笑わせてくれる。とても素敵だと思いました。

ラストの爽快感も素晴らしい。
他所からきたアネルを見送る街のみんなの暖かい声援と手を振る姿にほっこりしました。

大きなどんでん返しなどなく、淡々と人生の一部を切り取ったような映画だけど、飽きず楽しくじんわりと感動できる良作です。
ろめ

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