スケールも熱量も倍近くなった究極の後編。最早言葉にできない程のアツさ………もうヤバいね。
前作でインフレしまくったロボットバトルのスケールは今作では更にインフレ。アルティメットインフレスパイラルしまくって戦いの規模は遂に宇宙へ………というよりロボット自体が宇宙のデカさを超えるんだから文字通りの「宇宙スケール」の戦い。宇宙よりもデカいロボットよりもデカいドリルのぶつかり合い、からの最後は拳の語り合いで決着。どんだけデカかろうと、その奥深くに眠る人情のアツさに何度火傷しそうになったか。
そんな展開にアツいストーリーが合わさって、温度が最早桁が100個あっても足りなさそう。けどそのオーバーヒートしきった熱が急激に冷えるように、ラストは少し寂しげに締める………そのギャップ、ひいては温度差もまた『グレンラガン』であると………。
こうやってリバイバル上映してくれて、『グレンラガン』という作品に出会わせてくれた、この運命に感謝。俺も俺のドリルを貫き通さねば。
