ひゃく

劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇のひゃくのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

前作であれだけ熾烈だった四天王たちとの対決を超えるロージェノムとの最終決戦が来ると思って観始めたら, まさかのダイジェスト風 (最後にコアドリルで闘いが決するのはアツい)だったのは驚いたが, そこから一切の隙なくエンディングまで怒涛の展開を繰り広げるには, とにかく尺が足りなかったんだろうなと観終わってから気付く.

ひとたび闘いの場が宇宙になったと思ったら, 天文学的スケールまで指数関数的なスケールアップはマクロスやトップをねらえ!を軽々と超えていてちょっと笑ってしまった. しかしそれを臆面もなく, とてつもない熱量と共に最後までやり遂げるというのはまさに日本のロボットアニメの系譜だなぁと.

もうこれほどのスケールや強さのインフレを成したなら, どんなご都合主義展開でもいいからニアを消滅させないでいてほしかった... 兄貴分に続いて最愛の人を失ったシモンが不憫過ぎて...
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