すずす

虎鮫島脱獄のすずすのネタバレレビュー・内容・結末

虎鮫島脱獄(1936年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・フォード監督、ダリルFザナックFOX映画製作、実話を基にしたドラマ。題名が想起させる脱獄アクションよりは、裁判や医師のモラルを問うドラマ要素の濃い内容。

それとは知らずに、リンカーン暗殺者の骨折治療を行なった為に、罪に問われたサミュエルAマッド医師は妻子を残し、フロリダ半島の先にある囚人島の刑務所に囚われとなる。
島の周囲の濠には鮫が飼われていた。囲われ看守たちはリンカーン暗殺に加担したマッドを目の敵にする。
妻は祖父と共に船を手配し、脱獄を図るも失敗。祖父は殺され、マッドは刑務所に戻され、脱獄を補助してくれたバック(アーネスト・ウィットマン)と共に独房入りとなる。
しかし、務所内で黄熱病が蔓延。医師は死に、看守長はマッドに助けを求める。マッドは伝染の元となる蚊を追い払い、近寄らない政府の運搬船に発泡して薬を調達し、命を懸けて皆を助ける。
看守たちはマッドの働きに感謝して、恩赦の書面に次次にサイン。マッドは相棒バックと共に、家に戻ると、妻子が暖かく迎えてくれる。そして、バックを12人の子供たちが迎えるのだった-----
すずす

すずす