シドニー・ルメット監督が「セルピコ」(1973)と同じく警察内部の汚職を背景に描く社会派ドラマ。
ニューヨーク市警の麻薬課特別捜査班SIUは犯罪者逮捕のためなら大幅な自由が与えられており羽振りも良…
NY市警麻薬課は違法戦術を駆使して大きな成果を挙げていた。だがそのやり方に疑問を持つ主人公は自ら不正警官を捜査する検察側の潜入捜査官となる事を選択する…。自身の作品「セルピコ」後を描いたシドニー・ル…
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ルメット円熟期の秀作。ポリスの裏に巣食う悪へ挑む若き正義を描き、かつラストの決議ではヒューマニズムを滲ませる。社会派映画ってこういうのを言うんだよ。
昔観た時も…
シドニールメットの社会派実話モノ
こういうの撮らせたらシドニールメットがNO.1
要所要所のショットは相変わらず美しく格好良い
そして検察達がチェロの処遇を巡って議論するところはさながら十二人のよう…
ある方向への「決断」ではなく、「最初から彼(ら)は二律背反を抱えている」というのを滔々と撮っていることが最大の美徳だと思った。その視点においては、決断というものは行動不能という最悪の事態を避けるため…
>>続きを読む重すぎるルメット。軽快に事件を解決するSIU(特捜班)の刑事ドラマかと思いきや、タレコミ屋に麻薬を渡す為に泥まみれになってジャンキーから奪い取る汚職刑事トリート・ウィリアムズ。ゲロ吐いて妻に暴力を振…
>>続きを読む名匠シドニー・ルメット監督作品。
汚職刑事の心理を追って、淡々とドラマは展開、三時間を面白く観ました。脚本が丁寧で、警察、検察、マフィアなどの人間関係を、そしてその家族たちも室内劇のように描いていき…
無茶苦茶長いので3日に分けて観た。
麻薬捜査課の悪徳刑事が正義に目ざめるも、自らが告発される立場に追い詰めまれる話で、たしかにルメットにしては珍しく面白い。
カメラがかなり引いており、客観的に、クー…