JackBurton

プリンス・オブ・シティのJackBurtonのレビュー・感想・評価

プリンス・オブ・シティ(1981年製作の映画)
4.7
若き日のトリートウィリアムズが苦悩する刑事を熱演する実話ベースの汚職摘発もの。
麻薬課に勤め自らも裏取引や悪党の金をくすねていたが、善意に苛まれ汚職の摘発証言を引き受ける刑事の物語。
まずトリートウィリアムズが若い!そして善意と仲間との関係で揺れ動き苦悩する姿をしっかり演じている。約3時間あり地味に進む物語なのだが、彼の演技力で全く長さを感じない。ザグリードやゾンビコップ、シャークアタックなどのイメージが強かったので驚いたし凄いと思った。
ラストシーンは世の中そう甘くないことを突きつけられる。

スコアはポールチハラ。主人公のもがき苦しむする姿に彼のスコアが上手くマッチし、作品を引き立てている。サックスのフューチャーされた曲が最高!
JackBurton

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