名匠シドニー・ルメット監督作品。
汚職刑事の心理を追って、淡々とドラマは展開、三時間を面白く観ました。脚本が丁寧で、警察、検察、マフィアなどの人間関係を、そしてその家族たちも室内劇のように描いていき…
市警の巨悪にたった一人で挑戦する捜査官描く。
ニューヨーク市警、その麻薬捜査員たちの間にはびこる汚職。マフィアや麻薬の売人たちから賄賂を取り、警官とは思えない羽振りの良さで、彼らは”街のプリンス…
シドニー・ルメットらしい、社会派に属する題材を変な抑揚や余分な音楽の盛り上げなど無く真正面から捉えていくドラマ...なのだが、ちょっと長すぎるうえに淡々としすぎていて正直辛かった。汚職の沼にどっぷり…
>>続きを読む無茶苦茶長いので3日に分けて観た。
麻薬捜査課の悪徳刑事が正義に目ざめるも、自らが告発される立場に追い詰めまれる話で、たしかにルメットにしては珍しく面白い。
カメラがかなり引いており、客観的に、クー…
意外に話題に上らない本作ですが名作です。久しぶりの鑑賞ですが当時のニューヨークを感じますね。3時間にわたる大作ですが飽きさせません。地味なのかセルピコみたいな感じになりません。本作で保護プログラムが…
>>続きを読む長年観たくて、ようやく観れた作品。
汚職警官モノというとトレーニングデイのような血生臭い描写が多いものや、交渉人のように「誰が本当に悪いヤツなのか」的なストーリーが多いように思うが、この作品に関して…
このレビューはネタバレを含みます
ヤクザで自殺する奴はいない、
ピストルで自らの頭を吹き飛ばすのは、COPだ。
そんな台詞が響く。
麻薬課刑事が次々と自決する血生臭さ、刑事という職務を全うしている人間たちの実に弱い側面をこれでもか…
87点
ルメットがセルピコでやり切れなかった事をこの映画にかけていたんだというのがよくわかった。
無名の役者だけを揃えて、ニューヨーク警察の現状を忠実に描かれていた。
セルピコ同様実在の人物をモチ…