渡辺監督によるドラ短編の最後。1番渡辺監督っぽさがあると思いました。地に足ついた庶民的な感動物語と、いきすぎたシュールさが出てきちゃうところ。ドラ短編で最も作画は良いと思う
渡辺監督らしいレイアウトの良さそのままに、ドラえもんと一緒に高速道路やらを三輪車で向かうところとか劇場版らしい作画の良さがぐっと来ました。
のびた父がやたらはしゃぐところ、ラストの夕日と浮かぶのび太一家のところがあまりにシュールで、感動シーンなのにギャグになっちゃってる。
区画整理で消えていってしまう低所得者のスラムがガッツリ描かれるのはドラえもんらしさは少ない。というか押井守作品っぽい、パトレイバーっぽいものでした。