GAMAKO

心を繋ぐ6ペンスのGAMAKOのレビュー・感想・評価

心を繋ぐ6ペンス(1967年製作の映画)
4.0
特徴_________________

お金があることと幸せは紙一重ではない事に
気付かせてくれるミュージカル映画
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幼き頃2人で拾った6ペンス。
大切にするねと約束して別れたキップスとアン。
あれから数年、再開するもキップスは巨万の富を相続し生活のギャップですれ違うというお話。

キップスについて少し鬱陶しさは感じるけれど、至極真っ当な思考だとも思える
現実味とミュージカルらしいファンタジーさが絶妙なキャラクターでした。
出会ったばかりのおじさんも色々と面倒みてくれたり、
同僚も急に1人裕福になっても素直に「良かったなー!」と応援してくれるいい人達で、
とにかくキャラクターが好きでした!

ダンスシーンはタップメインのドタバタでウキウキする曲多め。
ミュージカル映画としてのクオリティも文句なし!

アンが「寝室は11個もいらないのーーーーー!!」って叫んだのはちょっと笑ったけど、
どんな状況でも価値観が変わらず、
まっすぐな軸をもつ彼女は普通に凄いなと思います。
大きく考え方が変わるような壮大なテーマではないけど、
心の中でずっと大切にしておきたいような映画でした!
GAMAKO

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