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ポーラXのkyokoのレビュー・感想・評価

ポーラX(1999年製作の映画)
2.5
レオス・カラックス監督の作品は『ボーイ・ミーツ・ガール』、『汚れた血』はまあまあ好きだけど(理由も「斬新」とか「画が綺麗だから」、というもの)その後の『ポンヌフの恋人』はもう私的にはだめだこりゃ、だったのでそんなに今回も期待はせず。
うーん、なんだか暗ーいムードになりました。明るいところが全然ないんだもの。赤い血の河、とか黒い森、などのイメージも手伝って。話もどんどん破滅に向かう物で。
「強烈な闇のインパクト」と紹介されていたけれど私には「これじゃあ全然見えませんっ!」という暗さでした。
でも、映像は良かったかな。撮影担当のエリック・ゴーティエ氏に拍手。
ギョームは父ちゃん(ジェラール・ドパルデュー)に似なくて(やや面影はあり)良かっね!と思ったけど、演技はまだまだ追いつかないだろう。うまいもの。
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