キアヌ・リーヴス版『スピード』を「つまんなそうだな」と見誤って映画館で見逃してしまい「今度こそ！」と挑んだら、こっちこそ観なくていい作品だった🫠映画館が明るくなり皆が席を立ち上がった瞬間、そこにいた全員に「ねぇ、どうだった？どう思った？」と聞いて回りたくなるほど散々な出来だった。柳の下にどじょうは2匹いないよ！の典型例。
そもそも、キアヌ・リーヴスがやらないと言った時点でジ・エンドだったはずなのに無理して主演の役者を決めたのか、ジェイソン・パトリックではつま先立ちしてもキアヌに届かないのが悲しい。バイクで悪党を追っかけようが、危険を無視してデフォーと戦おうが、カッコよく見えない🫠なんだかかわいそうになってしまった。自分だって比較されたら嫌なんだけど、でもこの場合はPart２という絶対に比較対象がある状態だから致し方ないよね。ウィリアム・デフォーもイマイチだったかな。これもまた前回のデニス・ホッパーがノリノリで復讐に燃えていたのに、今回のデフォーは体調不良のはずだよね？とか、こっちが乗れなかった。
しかも良くないことに、前回はバスだったから今回はもっと派手にやっちまおうか！と選んだのが豪華客船ってのが、もうわかってないわねヤン・デ・ボンと思った。乗り物を変えればいいってもんじゃないのよ。おまけにラストに船が陸に乗り上げてハッピーエンドってなんだそりゃ😮💨
さらにアニーの魅力も半減しちゃってたな。やたらと前彼との比較をし、結婚を匂わせ、そのくせだらしない。前回のアニーが目茶苦茶なのに魅力的だっただけに、残念無念。ラズベリー賞を取ったのも納得の作品。
調べてみたら、これ以降ヤン・デ・ボンが華々しく活躍した形跡がなく、ハリウッド怖えー🫨って震えた。
