スピードの続編。
今回は暴走する豪華客船を舞台に、アニー（サンドラ・ブロック）が再び巻き込まれるクライムアクション。
ジャックと別れたアニーと、現在の恋人のSWAT隊員アレックス（ジェイソン・パトリック）が乗船した豪華客船には、シージャックを目論むガイガー（ウィレム・デフォー）がいた。
前作から続いて登場するアニーのキャラクターが、落ち着きなく注意散漫で、ずっと浮き足立っていて、ちょっと痛々しい。
警察官のアレックスも似たようなもので、冷静さが足りず、一人で暴走する姿に、映画を観ている者を苛立たせる。
立て続く危機が故の演出なのか、不可解なところ。
アクションももの足らない。
客船がタンカーや桟橋に突っ込むとこらなど、見た目と衝撃のギャップに、折角の見せ場なのに冷めてしまう。
いいところと言えば、最後の最後に迫力ある爆発シーンを見れたくらい。
