Sari

血とバラのSariのネタバレレビュー・内容・結末

血とバラ(1961年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

2021/05/23 YouTube

大好きなロジェ・ヴァディムの耽美ゴシック・ホラーを日本語吹替版で鑑賞。
1872年著『カーミラ』(Carmilla) アイルランド人作家ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ原作のヴァンパイア物語。
イタリアの古城が舞台で耽美派ヴァディムが得意とする幻想的な世界観が美しく素晴らしかった。
森の中を彷徨う美女の白いドレスに、真っ赤な血が染まるなど怪奇要素とのバランスも良い。吸血鬼ブロンド美女カルミーラのヘアメイクがどことなくB.B.風味なのは…。ホラー要素は少なめで、恋愛が絡む切ないお話。
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