娘がまだ小学生だった頃、家族で広島に旅行に行き宮島の弥山に登りました。
よく晴れた夏の日、汗だくになって登った弥山の頂上から海の向こうの広島市内の方向を向き、夏の雲が広がる空を見渡しました。
本作に…
見たで。
広島に原爆が落とされた7年後に制作された1本。日本で初めて原爆を題材にした作品と言われる。当初は新藤兼人監督が日教組と共同で原爆投下後の作品を撮ろうとした物の紆余曲折の末に袂を分けた両者は…
終戦から7年後の作品。当時の広島の町をそのまま映し出しています。原爆によってその後の人生を狂わされた人達の物語。
胸が締め付けられるような辛いシーンが多かった。戦後間もない当時に、こんなすごい作品…
原爆投下から7年後の、ドキュメンタリー風味も交えた映画。広島の街の復興からは取りこぼされる人々がいる。白いブラウスの女性教師は善良で無力だ。本人もそれを自覚しているが、何かせずにはいられないのだろう…
>>続きを読むあの日から七年後のお話。先生がかつての教え子達に逢いに行く。
ひとつのドキュメンタリーを見ているかのようで戦前戦後の生活が垣間見える。当然なんだけどこの時代におじいちゃんだった人は皆んな1800年代…
原爆投下の広島から7年、この製作時点では復興し掛かっているとはいえ未だ瓦礫は点在し爆心地ドームは今の記念物とは程遠いナマの剥き出しの建物。被災当時受け持ちの幼稚園児たちのその後を知りたく瀬戸内海の赴…
>>続きを読むはだしのゲンや中沢啓治先生の自伝を読む限り、本作はあれでもかなりマイルドにしてる方なんだろう。
占領軍の検閲の影響が色濃い時代にあっては相当の衝撃作だったことは間違いないと思うけど...
/全景…
このレビューはネタバレを含みます
1952年公開なので、戦後まだ数年しか経っていないヒロシマの様子が、リアルに生生しく描かれている。
乙羽信子演じる主人公の教師は、何故か無傷で健康に生き残っており、昔の友人知人を訪ねて数年ぶりに広島…