原爆の子の作品情報・感想・評価

原爆の子1952年製作の映画)

製作国:

上映時間:100分

ジャンル:

3.7

『原爆の子』に投稿された感想・評価

花椒

花椒の感想・評価

4.0

終戦から7年たった広島太田川の三角洲。森永の看板の店はこの世界の片隅にの冒頭で海苔を届けにきた幼いすずさんが舟を下ろしてもらった場所のような気がする。そしてその近くにピカドンと書かれた看板?のある店…

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原爆を描くだけで反米的だと言われた時代に、製作した気概が素晴らしい。乙羽信子と新藤兼人が付き合うことになる作品。乙羽信子が迫ったというので、主人公のキャラと違う感じ。「第五福竜丸」より情緒的な感じだ。

【あらすじ】

戦後復興が進む1950年の広島。瀬戸内海の島で教師をしている孝子は原爆から生き残ったかつての教え子を訪問するため、広島に向かう。盲目の乞食と出会い、彼が自分の親の会社で働いていた岩吉…

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我路

我路の感想・評価

3.5
近代映協
2013年11月 2日 シネラ
たつ

たつの感想・評価

4.1

原爆投下から7年後に作られた映画、建物は復興できても被爆した人間の傷は癒えないという原爆が後世にも与える影響を描いている。

大人によってもたらされた破滅の結果と、それとは無関係そうに無邪気で悲しみ…

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SyonL

SyonLの感想・評価

-
戦いは終わらず。
Arlecchino

Arlecchinoの感想・評価

4.2

原爆投下からわずか7年後に公開された映画です。被爆地の惨状がまだ色濃く残る終戦後6年の広島の情景。何年たっても原爆症で多くの命が失われていき、戦争が終わってなお長く続く被害を物語っています。静かなが…

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Keigo

Keigoの感想・評価

4.2

こちらもフォロワー様から教えいただいた作品。『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』を最初に観たので新藤兼人監督作品は二作目ということになるが、一作目はドキュメンタリーなので実質初めて観るような感覚で…

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janjen

janjenの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原爆が投下された7年後の広島が舞台。
かつて幼稚園の先生だった孝子は、瀬戸内の島にいたが、かつての生徒を訪ねて広島市内を訪れる。
そこで偶然目にしたのは物乞いをする、かつての実家の使用人岩吉だった。…

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shinichiro

shinichiroの感想・評価

4.6

◎ 時限爆弾の時刻がきたら音も時間も消えゆく広島。
伊福部さんの音楽がところどころ希望を持たせてくれますが、先生の表情が雄弁にやるせなさ、涙、暖かさを物語っています。嘉吉と孫の太郎の別れは咽ぶような…

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