スコセッシや篠田正浩の宗教映画にも多大な影響を与えた、ご存知「マタイによる福音書」の映画化作品。ゴリゴリの無神論者でスカトロ巨匠、ピエル・パオロ・パゾリーニがメガホンを取った。
実に淡々とした厳格…
【第25回ヴェネツィア映画祭 審査員特別賞】
パゾリーニの長編三作目。ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞、アカデミー賞でも音楽賞・美術賞・衣装デザイン賞にノミネートされた。
原題は「マタイによる…
子どもを見て顔がほころぶイエスの表情、これが一番印象的だった
なんだか話がぶった切れることが多いので(そもそも聖書を2,3時間の映像に収めることが厳しすぎるので仕方がない)、聖書読まずに本作を見る…
♯39 長尺映画祭第二弾
「マタイによる福音書」に基づいて処女懐胎、イエスの誕生、イエスの洗礼、悪魔の誘惑、イエスの奇跡、最後の晩餐、ゲッセマネの祈り、ゴルゴダの丘、復活のエピソードが描かれてい…
『マタイの福音書』に書かれているセリフのみで構成した映画で、それゆえ聖書に最も忠実な映像化と言われているそうです。
まず印象に残るのが序盤のマリアのアップです。本当に美しい顔で、まるで宗教画に描か…
新約聖書の内容をざっと勉強したいがために見た。内容をしっかり理解するにはプラスで文献を見る必要はあろうが、入門としてはよかったと思う。
それに加えて、ノッペリした画も多いが、日差しと人の顔が印象的な…
第25回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞。
ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作。
イエス・キリストの誕生から復活までを描く。
『処女懐胎』『最後の晩餐』『ゴルゴダの丘』といった有名な話から、『荒野の…