「サクリファイス」オープニング・クレジットのダ・ヴィンチ【東方の三賢人の礼拝】で思い出し
傑作!
父親との確執から、母親からの影響を強く受けていると指摘されがちなパゾリーニですが、果して本当にそ…
これはすごい映画を観てしまった‥
もはや鑑賞者自身が清らかであることを求められるようだった。
イエス・キリストを描く≠キリスト教論≠宗教観を主張する という構図では決してない。決してないのに、観て…
イタリアの名匠パゾリーニ監督が、聖母マリアの処女懐胎からキリストの復活までを描いたホーリー・スペクタクル巨編。
神の不在と懐疑を信条とする無神論者パゾリーニは、一体どういった心境から本作を着手する…
冒頭のマリアとヨゼフの顔ショットやり取り&ヨゼフの帰還ドラマだけで脳天チョップくらった。教義なんぞ何も分からないけど、美使徒の海岸アハハハ、審問のぺテロの視点、超絶ロケーション、バッハにマザーレス・…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
マタイ伝ベースのイエス・キリスト一代記。共産党員で反キリスト教のパゾリーニが編み上げる叙事詩。
ユダヤ資本が作る“十戒”や“ベンハー”とは違って反キリスト教のパゾリーニが作るから面白い。母校はなぜこ…
顔、顔、顔。顔でカットをつないでいく。そんな極悪顔のやつはいないが、悪そうなやつは悪そうな顔してる。キリストを見る弟子たちの物言わぬ顔が良い。丘が映るロングショットはほんと素晴らしい。丘を走り降りて…
>>続きを読むイエス・キリストの生れから復活までを描いた作品。
全体的にセリフが抑えられていて、人物の表情や風景を静かに写しています。そこにオーケストラや黒人霊歌が流れ出し、それが映像に見事にマッチしていて、壮大…