キリストの生涯を描いた作品。出演者はほとんど素人とのこと。
冒頭のマリアの顔は画から抜け出たよう、イエスもまた人の姿をまとう神の子のようで存在感があります。
あたりの風景はまさに2000年以上前にタイムスリップ、イエスの言葉に耳を傾けてじっくり鑑賞できる内容です。
裏切るユダ、三度「知らない」と言うペデロ、いつの時代も人は迷い、過ちを犯し、反省が必要になる。
だから、人を低くおとしめるのではなく、自ら低く下っていったキリストは復活するのかもしれません。
(メモ)
マタイによる福音書
処女懐胎、イエスの誕生、洗礼、悪魔の誘惑、イエスの奇跡、最後の晩餐、ゲッセマネの祈り、ゴルゴダの丘、復活を描く