イエス・キリストの誕生から処刑、そして復活までを描いた作品。
弟子や民衆からの問いに饒舌に答える姿には妙な人間味がある。
何の信仰心も無い自分でもキリストに対する興味が湧く美しい映像と音楽が印象的。…
さしずめ「見る聖書」です。無信教の門外漢が見るものではありませんね…
一応聖書の勉強はぼんやりしたことがあるのですが、あのト書き(バチが当たりそうな物言い)からこんな豊かな映像美を生み出せるのは天…
パゾリーニ②
一切の過剰な演出を省いて、処女懐胎〜復活までを忠実に描く。革命家としての側面も余すことなく。
イエスもマリアも天使も西洋的なイメージからかけ離れているが、その時代、その地に実際に存在…
イエス・キリストの生れから復活までを描いた作品。
全体的にセリフが抑えられていて、人物の表情や風景を静かに写しています。そこにオーケストラや黒人霊歌が流れ出し、それが映像に見事にマッチしていて、壮大…
ユダヤの民を救うべく、エルサレムへ向かうイエス。しかし弟子に裏切られ、最後は民に裏切られ、彼が全てをかけ救おうとした民衆が一転してイエスの処刑を叫ぶ。
誰しもが知っている聖書『マタイ』を忠実に描い…
このレビューはネタバレを含みます
中野京子さんのエッセイで取り上げられていたので視聴したのだが、いくつか重要なエピソードが意図的に削られていて驚いた。
マグダラのマリアはいなかったことになっているし、「なぜ私を見捨てるのか」という…