このレビューはネタバレを含みます
(BD上映)
当然、奇跡は見せない(見ることができない)。
すべては起きてしまったことであり、映画は撮られてしまったものである。
ゆえに、撮られなかったもの=見られないものに真実がある。
仮初…
このレビューはネタバレを含みます
「実在」としてのイエスは、どのような人物だったのか──?
できるだけ解釈を排除して、聖書に記された内容のみを誇張なしに描こうとするパゾリーニのアプローチは、多分意図としてはブレッソンの『ジャンヌ・ダ…
これが映画か?と問いたくなるくらい退屈な作品。しかし、むしろだからこそこれが映画だと言いたくもなる。
カメラが根気強く、人物の顔をクローズで撮り続け、人の歩く様を追い、群衆と風景を収める。あまりにも…
マタイ福音書を忠実に再現したキリストの伝記的作品。
宗教をモチーフにした作品は大好きだけど、キリスト教そのものは全然好きじゃないのでなんやこいつって感じだった。
聖書も文章で読むとギリギリ説得力あ…
通算3本目のCさん映画。クソかっこいい。とりあえずスケール勝負な感じがあって最後に劇場で観れてほんとに幸いだった。
キリストってこんなアツい人だったのか。キリスト教って少なくとも布教に及んで変なアニ…
マタイ伝に基づくキリストの生涯。キリストは好きだがキリスト教のことは嫌いなパゾリーニのアンビバレンツな嗜好が興味深く、これも一種のカルトとして描いているところに大胆な面白みがある。愛を説いていたのが…
>>続きを読む内容としては面白さはない
「マタイによる福音書」の忠実な再現らしく、断片的にしか知らなかったことを流れで鑑賞できた
当時の民のリテラシーであれば、論理とカリスマ感、メンタリズムである程度までは、どう…