こなやん

影なき男のこなやんのレビュー・感想・評価

影なき男(1987年製作の映画)
3.8
かなり昔に見て、面白かった記憶があり、レンタル屋さんで探すも見つからなかった。
こちらのレビューでも観た人がかなり少ないので、超隠れた名作か?
覚えている限りで、触りだけ紹介します。

宝石屋?に強盗が入る。 逃走用の車を要求。 店先に車が用意される。

周りの建物に何人もの腕利きスナイパー。 名優シドニーポワチエ刑事が、車に乗り込む瞬間 絶対に犯人を仕留めろと、スナイパーに檄を掛ける。
建物出口から車まで数メートル。今まさにドアが空き犯人が出てくる。緊張感が最高に高まる。

が、スコープを覗くスナイパーが「う 、打てない」と!
何故か? 人質二人と犯人 どこの家庭にでも有る大き目の布一枚で、悠然と車に乗り込み、その場を去ってしまう。
そう、犯人共々 頭からすっぽり被った状態で、犯人は顔も見せず、撃たれもせず、何十人もの捜査員やスナイパーをかわし、ロッキー山脈越えの山岳ツアーに紛れるのである。

シドニーポワチエ刑事は、腹立たしくも犯人は非常に賢く、一筋縄では行かないと考え、少し変わり者だが ロッキー山脈のベテランエキスパート、俳優トムベレンジャーにガイドを頼む。

まっ ザッとこんな感じですが、最初から緊張感が有り、犯人がかなり凶悪なのも見所。
途中から刑事とガイドのデコボコバディー物、大自然の山岳物と、色々楽しめる映画です。

もし何かで観る機会が有ればお勧めします。
こなやん

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