ちいさな泥棒

クロコダイルの涙のちいさな泥棒のレビュー・感想・評価

クロコダイルの涙(1998年製作の映画)
2.9
自分を愛してくれる女性の血を飲んで生きている吸血鬼がはじめて人を愛してしまい…血を吸うたび悶えて先端が完全にアレな釘みたいな結晶?を吐いてはコレクションしてたり「君の血液の中にある愛を飲みたい」という変態なジュード・ロウを愛でるだけの作品で内容は少々退屈でした…

今まで観たジュード・ロウは『イグジステンズ』が断トツおエロでセクシーだなと思ってて、この方は異物と掛け合わせると最高に魅力が爆発しますね。今回悶えて吐くシーン、それの造形、最高でした(むしろそこだけであった…)血を吸う姿はやはりレスタトの美しさに軍配が。イグジステンズ観たくなった〜

「君の血液の中にある愛を飲みたい」ってセリフけっこうツボだったんですけどこの前テレビでくっきーが「素敵な歌声すぎて声飲みたくなりました」って言っててみんなにはキモがられてたけどリトル・マーメイドみたいだなとかキモいけどうれしいかもって刺さっちゃったのでこの手の言葉が好きみたい笑

あとジュード・ロウって、ア〜ンするより、ア〜ンしてる&させられてるほうがすんごくよく似合う(伝われ!!)

ア〜ンてしたくなるような、それも1、2回フェイント入れてからパクッとさせたくなるような、そういう母性とイタズラ心を妙にくすぐってくる何かがあるよねこの人は。おばさまのそういうシーンがあって、わかる、わかるよって心んなかでめっちゃ頷いたよね。