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ハチ公物語のパピヨンのレビュー・感想・評価

ハチ公物語(1987年製作の映画)
3.9
【犬がメインの日本映画BEST10!】
① ハチ公物語
② クイール
③ ひまわりと子犬の7日間
④ マリと子犬の物語
⑤ 南極物語
⑥ 私と犬の10の約束
⑦ 星守る犬
⑧ きな子 見習い警察犬の物語
⑨ 犬に名前をつける日
⑩ フランダースの犬

神山征二郎監督は、「ふるさと」や「白い手」や「遠き落日」など、真面目で堅いイメージで、まあ本作品も基本的にそんな感じは拭えないです。が、新藤兼人の脚本や仲代達矢の名演で、そこそこの化学反応を起こしていると思います。
ご存じの通り、飼い主の大学教授の上野秀次郎(仲代達矢)が亡くなってからも、渋谷駅で帰りを待ち続けた忠犬ハチの実話をベースに、人間と犬の交流を描いた作品ですね。
最初に飼いたがった一人娘の千鶴子(石野真子)の責任の取り方や、未亡人となり引っ越しをせざるを得ない?妻の静子(八千草薫)の選択には、ハチ公ファンの一人として一喝したくなります。
ハチが秋田県で産まれた1923年(大正12年)から、“ハチ公”が渋谷で息を引き取った1935年(昭和10年)の時代背景と共に、「日本人とは」まで想いを巡らせる物語なのです。
実際のハチ公の死骸の解剖で、フィラリアが寄生していたこと、胃の中に焼き鳥の串が3~4本残されていたことが記されています。
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