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ハチ公物語のkazu1961のレビュー・感想・評価

ハチ公物語(1987年製作の映画)
3.4
▪️JP Title :「ハチ公物語」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 1987
▪️JP Release Date : 1987/08/01
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-686 再鑑賞
🕰Running Time : 107分
▪️Director : 神山征二郎
▪️Writer : 新藤兼人
▪️MusicD : 林哲司
▪️Cast : 仲代達矢、八千草薫、柳葉敏郎、石野真子、山城新伍、長門裕之
▪️Review
あざといほど泣かせに来てるのにまんまと泣かされるそんな作品ですね。特に霊柩車を追いかけるシーンはボロボロに。。。ハチ公の主人を想う気持ちの強さと渋谷駅で待ち続ける忠義心はほんと素晴らしいと思いますし、今のハチ公銅像の起源も知ることができました。少し残念なのはストーリー展開が粗いこと。そして野良に平気でしてしまう二度目の主人のオカミさんや無情な人間の多いことが共感度を少し下げてしまいます。ラストのシーンは目を覆いたくなりますね。
一方で、当時の渋谷駅前を再現した一大オープンセットを築いての撮影に昭和魂が感じられます。

物語は。。。
昭和初期、雪深い農家で生まれた秋田犬の子犬が、東京・渋谷の大学教授・上野(仲代達矢)にもらわれ、ハチと名づけられました。ハチは上野によくなつき、朝晩渋谷駅で送迎するのが日課となっていきます。しかし、ある日突然上野は死んでしまい。。。

本作、渋谷駅のハチ公像でもおなじみ、愛犬秘話を基に神山征二郎監督が描いた感動作です。新藤兼人の脚本は“泣かせること”を目的にしてるようで、まんまとやられてしまいます。
また、リチャード・ギア主演によるリメイク版『HACHI 約束の犬』が2009年に公開されました。

▪️Overview
飼主の大学教授が亡くなってからも、渋谷の駅で主人を待ち続けた忠犬ハチの実話を基に人間と動物の交流を描く。原作・脚本は「映画女優」の新藤兼人、監督は「旅路 村でいちばんの首吊りの木」の神山征二郎、撮影は「きみが輝くとき」の姫田真佐久がそれぞれ担当。(引用:映画. com)
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