Iris

黒馬物語のIrisのレビュー・感想・評価

黒馬物語(1970年製作の映画)
4.0
人間の都合に振り回されて優しい飼い主や酷い飼い主を転々として様々な体験をしていく黒馬と人との繋がりを描いた物語です。
最初の男の子は小さな恋のメロディやオリバー!のマークレスターです。
波瀾万丈の馬生だったけれど最後は本来の行き着くところへ帰ることができて少し泣けました。
馬が好きということもあって鑑賞しましたが、やはり美しいですね。そして好きだからこそ私の偽善だとしても馬が虐待されているシーンはとても辛くなります。そして時代ならではの女性蔑視もそのまま描かれていたりと、この作品から学べるものが沢山ありました。あと昔の映画ならではの演技が下手な俳優が多いです。

"道程 馬たちの安らぎのために
アンナ・シュウェル 1870年
すべての生き物は 神の創造物である
それ故に すばらしい"

これこそがこの映画のテーマだと思いました。
Iris

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