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赤い谷間の決斗のcsmのレビュー・感想・評価

赤い谷間の決斗(1965年製作の映画)
4.0
しべとろ〜しべとろ〜に降り立つ学ランの哲、裏地は赤チェックなベージュのダッフル。馬に跨りヒヒーンのところのビーバップ感。細めの黒いヘアバンド浅めにつけて前髪チョロリでマタギファーベストな社長と共演すると、石切場で産まれた大学生のボクちんやるしかないわけで確かにこの小僧感はヒデ坊向き。オザエイの組はスカジャン野呂&深江さん筆頭に、山の男は馬ヅラ榎木に耳当て水木にみんな良い格好してるが手拭い軍手に半纏の小金治が頭ひとつ抜けてる。手拭いはマフラーにしたりほっかむりしたり帽子と耳当ても良く似合う。酒場も山もいつも以上にお金かかってそうでさすが社長は別格。哲に写真見せるシーンの武智豊子、身長135センチくらいかな。血だらけの哲がキリストに見えるシーン、ほんとなんだあれ。東京軒の岩崎加根子に寄り添う感じは成沢脚本?ロケ地ピッシリ山、可愛い名前だ。
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