アホみたいなスーパーマチズモホモソ映画なので内容については多々承伏しかねるが、ただポリコレ云々を度外視すればめちゃくちゃオモロい、今であればもれなくアイルランド系移民団体からの猛抗議とSNS大炎上がついて来る。女性支持率0%だと思うが男性支持率、特にトランピストからの支持率はおそらく2000%を超える。彼等の言うグレート・アメリカとはまさにこれなのでは？ただこの映画は銃やナイフなどの凶器は否定している訳だし、マジでアメフトで決着付ければいいじゃん、知らんけど。ケネディ暗殺から泥沼化するベトナム戦争前夜の狂騒、彼等の青春は結局狡猾な旧世代からの抑圧と時代のうねりと混乱に飲み込まれる事となる訳だし、そんな悲哀をラストのディランで締める。おっぱい肘鉄に脱衣ポーカー、さよなら独身パーティのマトリョーシカコンドーム、マッチョな親父の頭を酒瓶でかち割り街を出るあいつの選択こそがきっと正しい。酒飲んだらこの映画の話しし出すおっさんとかいそうで怖い。
