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ロング・グッドバイのshchrのレビュー・感想・評価

ロング・グッドバイ(1973年製作の映画)
3.9
村上春樹の訳した原作は未読。だが、飼い猫が姿を消したことをきっかけに主人公がトラブルに巻き込まれていく展開に、村上作品を思い出さないわけにはいかない。
主人公は悪事や腐敗に接近しつつも、それを暴いたり根治させようと執拗に突っ込んだりはしない。アメリカンニューシネマだなぁという感じ。
若い頃に観たらもう少し印象も違っていたのかもしれないが、ちょっとキザというか、私も歳をとりすぎたのだろう。
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