う〜ん、これはまずレイモンド・チャンドラーの原作小説(『長いお別れ』)を読んで咀嚼しておかないと映画の世界に入り込めないかも知れない。
私立探偵マーロウ(エリオット・グールド)の間の抜けた表情がキ…
「アンチハリウッド」だからファーストカットはハリウッドという地名でラストは歌で終わる。ジョン・ウィリアムズが作曲した「The Long Goodbye」を劇伴にもシーン内での音としても使い合わせるの…
>>続きを読むOk,with me.
時代も人物像も原作と全く違う始まり、チャンドラーと異なる視点でハードボイルドをユーモアたっぷりに描いた感じ。ジョン・ウィリアムスのしつこいBGMもよく、原作好きにも楽しめた。…
探偵マーロウの人柄の掴みどころのなさ同様、映画そのものが手から零れ落ちそうな危うさで成り立っている。本筋とは関係のない設定による弛みが映画のリズムを半拍ずらしてくる。いつまでも作品世界に浸っていたい…
>>続きを読む[どういう話???でも面白い]
物語を通して主人公は別に何も得ないし、損してばっかりなんだが、なんか見れる。なんか面白い。謎の爽快感。画と音楽とキャラクターが良ければ概ねいい気分で見れる映画にはな…
やば!すごい好き!隅々までカッコよかった!オープニングだけでため息ものだった。惚れてまう。エリオット・グールドの色気ったら!もう!今こういう色気のある映画とか役者ってあんまりないよなと思った。
あ…
(別媒体から感想を転記)
2023/06/11
私立探偵フィリップ・マーロウの映画化。役者顔負けの存在感の猫、隣人のヨガガールズ、シネフィル警備員等々、癖の強いアクセントがメガ盛りで、3本くらい映…
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