スタンピードのウォーターライブラリーのレビュー・感想・評価

ジェームズ・スチュワート演じる牧童とモーリン・オハラ演じる英国から来た未亡人を軸として、テキサスで繰り広げられる西部劇の様相を借りた、牧童としての成功物語。

西部劇としてみれば派手なアクションに乏しく、牧場主・オハラ・スチュワートの三角関係になるかと思いきや、決着まで含めて単調な展開が積み重なる。

ただ、テキサスのイメージとして使われる緑草が生い茂った高原や、そこに暮らす馬や牛の快活な動きは印象に残る。テキサスの自然賛歌のイメージとして捉えるならば、機能していると言えなくもない。