邦題「大統領の陰謀」から連想する、悪徳政治家を正義の新聞記者が成敗するといった、勧善懲悪ではなかった。
ディープ・スロートとの接触シーンがフィルム・ノワールなのは、この映画が全体主義への抵抗を描いているのではないか?
All the president's men
この原題の意味もそういうことてはないか?
宣誓式の祝砲とタイプライターが重なるラストはお互いを打ち合う銃撃のような。内戦 civil war が始まる。
やはり新聞記者の主人公たちよろしく直接確認しないといけない。
登場人物が多すぎて、誰が何をしていたのかと混乱するので下調べが必要なのも取材のよう。