オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドンのおこのみやきのレビュー・感想・評価

日本初演35周年とブロードウェイ版の見事な幕切れを祝して。

ロイヤル・アルバート・ホールでの特別版ということで、機構の規模もキャストの規模も大きめ。何より、バレエシーンのダンサーが増えたことで奥行きが生まれている。ただ、地下の牢獄のような装置をなくし、映像にしてしまったのはなんだか物足りない。

本編も素晴らしいが、カテコ後のサラ・ブライトマンやJOJによる歌唱がなんとも言えない素晴らしさ。

ロイドウェバーには、ラブネバよりもマダム・ジリーとファントムのスピンオフを作ってほしかった。