てらっきー

マイ・ライフのてらっきーのレビュー・感想・評価

マイ・ライフ(1993年製作の映画)
3.8
マイケル・キートンとニコール・キッドマンが夫婦役で共演した感動ドラマ


自分、この映画観てると涙が堪えられなくなってしまうですよね~





末期ガンの告知をされ医者に余命宣告をされたボブ(マイケル・キートン)
しかし妻ゲイル(ニコール・キッドマン)のお腹には新しい命が。

そこでボブはビデオカメラを回し、まだ見ぬ我が子に向け日常におけるありとあらゆる会話をメッセージとして残そうとするのだった…






悲観するシーンは少なくコメディアンらしいマイケル・キートンの演技が逆に悲しみ堪えてる様に。
カメラの前では元気な姿を子供に見せてるみたい…。


それでも、諦めずに治療を続けたい自分の気持ちより余生を自宅で穏やか過ごすことを進める医者に怒りをぶつけるシーンは何とも言えない。


そんな夫を身重ながら見守る妻の気持ちはどれほどのものか…
きっと普段どうり普通に振る舞おうとしてるんですよねぇ


最期だからと嫌いな実家家族と交流を無理矢理に持とうと帰省するシーンも。
まだボブに死が近付いてることを知らされていない家族の態度が腹立ってくるんですよね!
知らないから当然なんだけどw

でもその後、身体が弱り始めたボブ。
あんなに嫌ってた家族に告白するシーンでは。。。。。。(ノ_・、)
父母の自分たちより先に逝ってしまう息子への愛情がまた。



生きる者には必ず最期が訪れる。

でもけっして暗くならずに死を恐れることなく終わるエンディングは清々しく気持ちいいぐらいの涙が溢れました♪

良い映画です( ´∀`)
てらっきー

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