健一

レッドクリフ Part Iの健一のレビュー・感想・評価

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)
4.0
元旦にBSで吹替版にて放送していたので録画しての再鑑賞。
(part Ⅱ のレビューもありますので 宜しかったら引き続きご覧ください。)

劇場公開時鑑賞済。
2008年11月。
日本では興収ランキングで5週連続第1位を記録し国内で公開される中国映画としては異例の大ヒットを記録!
日本でも有名な『三国志』の赤壁の戦いまでを描いた壮大な二部作の前編。
ジョン・ウー監督の念願の企画の映画化!
本作のためにアメリカで腕を磨き金を稼いできたと言っても過言ではない。

私は当時レンタルビデオ屋で店長をしていたのだが、本作がリリースされた数週間後に地上波で放送してしまい、私を含め全国のレンタルビデオ屋を 大いに泣かせた作品として記憶に残っている。

オープニングに流れる本作のメインテーマ曲が最高に素晴らしい!
担当しているのは岩代太郎さんなんですよね!
この中国映画の超大作の音楽担当が日本人というのは なんとも誇らしいです。

闘いのシーンがなんと言っても本作の最大の見どころ。
素晴らしい。 いや、美しい。
『戦闘』というよりむしろ『舞い』を見ているようだ!

本作の登場人物であなたが一番好きなキャラは?
トニー・レオン演じる 周瑜?
金城武 演じる 諸葛孔明?
私は断然 関羽!
もう初登場のあのシーン。
自分のTV画面に向かって『シブい〜〜!』って叫んだくらい。😅
演じたのはモンゴル人🇲🇳俳優の
バーサンジャプ(BA SEN ZHA BU)。
なんとこの方、チンギス・ハーンの末裔なのだとか!
なるほど。そりゃ強いわけだ😂!


前編なのでクライマックス的な見せ場は今回は無くキャラ達の人物像が深く描かれていて後編へ向けての親近感が湧く。

主要キャスト達の熱い演技とはウラハラに本作で後になって問題となったのは
『エキストラ達のダルダル問題。』
群衆で繰り広げられる戦闘シーンを よ〜く見てみるとダラダラと走っている兵士、いい加減に旗を振っている兵士、隅っこの画面で笑っている兵士など、ダルダル兵士がよく目につく。
これは 見ていて萌えないし燃えない。😅

さぁ!これから決戦だ!
というところで終わってしまうのだが、前編ながら なかなか見応えのある作品に仕上がっているのは さすがジョン・ウー入魂の一作。
彼の作品で お約束 の鳩🕊のシーンもラストで大活躍してます😅。


劇場公開時 2008年 11月
渋東シネタワー2
💺794席
客入り ?

現在の『TOHOシネマズ渋谷』です。
健一

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