刑事である父を嫌う刑事の息子がタッグを組む話。

韓国ロッテマリーンズのマー君リンちゃんが見れるとは思わなかった。(見た目、日本と同じだけど)

また、謎の美女(ドラァッグクイーン)がメイクによってはいかついけど、とても良かったのでもっと出して欲しかった。

長年確執のあった刑事の親子が、バディを組み悪を追う話。このジャケのアン・ソンギの笑顔と、お気楽なタイトルにすっかり騙された！愉快・痛快なお話じゃないんかい！冒頭からけっこうなエグさで人は死ぬし、その後も死ぬし、後半からは血がたくさん流れかなりのシリアス路線へ。前半、主人公たちが追っているのが、中島美嘉をケバくしたような見た目のギャルでなんかあんまり気持ちが入らかった。中盤からまた違った敵が現れたりして、なんだかよく全体像がつかめないままラストへ。 父・息子のなかなか埋まらない溝がどうなるかは気になったし、アン・ソンギの地方勤務で味のある刑事役は愛らしかったけれど、GYAOで無料で見るのでちょうど良いレベルです。

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この映画の素晴らしいのはキャスティング。
とにかく脇がガッチガチに固まっています。
主人公の釜山での仲間には劇団出身名人チョン・ソギョンさんに、チョ・ジヌン！
パク・チョルミン、チョン・インギ、キム・ヨジン、リュ・スンス、チェ・ジノ・・
そして悪い方でも微妙な役をソヌ・ソン
・・いやいやどの方々も名前で「おっ！」とはならないけど、顔見ると「あーあー」的な名手たち。
これ揃えたキャスティングディレクターはかなりだと思います。
・・で、アン・ソンギ師匠とチョ・ハンソンです。

師匠はね、もちろん師匠ですから。
チョ・ハンソンさんはカン・ドンウォンを従えてのデビューでしたが、なんつーか・・わーーーっと、がーーーーっと縦への推進力は見事でも”じわり”が苦手なんかなあ。
でも周りが素晴らしいので、作品は一定の仕上がりかと思います。

チョ・ハンソンが演じたヨンジュンの高校時代を演じているのは彼の実の弟チョ・ハンジュンくんだそうで。彼男前ですよね。


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