ポンコツ娘萌え萌え同盟

アンニー可愛やのポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

アンニー可愛や(1925年製作の映画)
3.8
ガキたちの間ではちびっ子ギャングたちの女リーダー。パパの目の前では娘。兄の目の前では妹。そして乙女。
本作の紅一点。
当時33とは思えないほどの少女としてのメアリー・ピックフォードの演技力の高さと表情の豊かさが非常に爆発していて脱帽。
特に何と言ってもメアリー・ピックフォードを可愛さをこの上なく映し出した映像は一種の萌え映画でもあり、本作はメアリー・ピックフォードのアイドル映画だと思うんだ。

特に序盤は動きとかちびっ子ギャングの物投げの高層から、アニーが主演の劇、他にもキャラ達との絡みでこの上なく少女として、お転婆娘のアニーのキャラクター像と可愛さをドタバタ劇みたいな感じで表出している。若干不穏な要素は少し感じつつ楽しく進んでいく。
後半の事件から本作の一転とした雰囲気の中でもメアリー・ピックフォードの演技が光る。悲しい演技をやらせても一級品。

んで、ある種の本当にアイドル映画だなと感じた点なんだけど、
彼女の存在が人を繋ぐ新たな均衡となったということでもあり、そう考えると紛れもなく本作のメアリー・ピックフォードはアイドルだよ。