ゆずきよ

ゴッドファーザーのゆずきよのレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.5
何故だか無性に観たくなることがある映画の一つ。
若き日のアル・パチーノがとにかくかっこいいです。
今観ても全く色褪せない名作ですね。

物語は、5大マフィアファミリーの1つコルレオーネファミリーの世代交代と闘争を描きます。
まさにマフィア映画の金字塔。
初代?ゴッドファーザーのマーロン・ブランドは娘の結婚式でも大忙し。
この冒頭のシーンでコルレオーネファミリーがどういう類いのマフィアなのかというのが良くわかります。
仁義はあるけどめっちゃ怖い。
それにしてもマーロン・ブランドは本当に優秀なボスだなぁ。
早い段階からどうなるんだろ?という展開が続くので毎分驚かされます。
あまり言うとネタバレになってしまうので印象的なシーンの感想だけ。
私が1番好きなシーンはアル・パチーノ初めての銃殺。
シーンにすると数分なのにトイレのシーンが2時間に感じるくらいのひりつきです。
あとやっぱり外せないのが検問所の銃撃。
初見は本当に衝撃でした。
それほどドンパチが多いわけじゃ無いから要所要所の銃撃シーンが際立ちます。
それとそれと何度か観てるとわかるのですが最初は相関図とか観てからの方が良いです。
しっかり登場人物紹介してくれるわけじゃ無くて、似た顔の人も多いしめちゃくちゃ混乱すると思います。
この時代の殺し屋は何故かちょっと小太り。
ラストシーンはマフィア映画らしいきちんと不快感を残して下さいました。

あの有名なテーマ曲は劇中歌的な扱いです。
私が初めて携帯電話を買った時に最初に設定した着メロ(時代を感じますね)が正に愛のテーマでした。
実は1は何度も観ているのに2は一度も観ていないという不思議。
今度観てみようかな。
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