粗大

ゴッドファーザーの粗大のレビュー・感想・評価

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
4.0
70年代の映画でここまで今でも面白いとは思わなかった
品と格、厚みという点で本物の映画と言えるかも
高級志向、世界観を楽しむ系でストーリーも割と面白い
正直、動的でエキサイティングな面白さはないけど終始静的な面白さがある
タイトルロゴお洒落でかっこよすぎる
重く品がある感じ
正直立ち上がりが遅い感じはするけど、家族構成やドン・コルレオーネの立場や人格の紹介として見られるので良いかも
時々すごい勢いで進むけど全体的にスローテンポではある
緊張と緩和
動のアクションやハラハラドキドキというわけではなく、マフィアの陰謀渦巻く裏社会の政治的側面、若い頭の成長とともに描いている
じわじわと来る面白さ
やはりこの時代特有の若干ざらついたある意味質の悪い音が良い

マーロン・ブランドのヴィト・コルレオーネの重厚な雰囲気と演技が良い重みがありすぎて主人公かと思ったが、アル・パチーノのマイケルも序盤と終盤ではまるで表情が違い成長ものとして楽しめた
個人的には相談役のトムも好き
ロバート・デュヴァルだけどパトリック・ウィルソンに似てるからかも
粗大

粗大