45年前にここまで完成されたマフィア映画があったとは...
重厚なストーリーの中で際立つ暴力。
暴力はあくまでも最終手段。話し合いで進行するストーリーの緊張感。
そして、俳優陣の演技が光る人間ドラマの素晴らしさ。
特にマーロン・ブランドの存在感は圧倒的で、安心感すら感じられる。
「マフィア」と言っても、物事に筋は通すし、家族も大切にする。この描写が丁寧で、自然とマフィアの世界に引き込まれた。
マフィア界のドンの衰退から、新たに裏社会へ足を踏み入れる男の物語まで。
本当に見応えのある映画。
登場人物が多少多いので、「ゴッドファーザー登場人物相関図」などを見ながらの鑑賞がオススメ。
