何度も見直す贔屓のエンタメ映画は、例えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「トップガン」とか数々あれど、映画を総合芸術として捉えると
完成度でこれに勝る作品にまだ出会っていない
オープニング、荘厳なカトリックの儀式と同時進行する血で血を洗う抗争、始めての殺しをする直前に銃をトイレに隠す辺りのヒシヒシと伝わるマイケルの緊張感、シシリアでアポローニャを見初めるシーンや素朴な結婚式シーンと爆死、アメリカでの盛大な結婚式、ドン・コルレオーネ、ソニーが蜂の巣にされるシーン、オープニングに回帰するようなラストなど忘れられないシーンの数々ともの悲しい音楽
完璧主義者といわれたコッポラ見事だ
