まりか

ゴッドファーザーのまりかのネタバレレビュー・内容・結末

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます


アメリカから移住してきたビトー・コルレオーネ一家は巨万の富を築いていた。舞台は1945年のニューヨークでビトーの娘であるコニーが結婚式から始まる。しかし、その裏では様々な依頼がされていた。その中でタッタリアファミリーが麻薬のビジネスを提案するが、ビトーは拒否をする。数日後、ビトーは襲撃にあってしまう。長男のソニーと次男のフレドはビトーの手伝いをしているが、三男のマイケルは堅気として生きていた。しかし、マイケルはこの出来事をきっかけにマフィアの道へと進む。

マフィア映画と聞いて私のイメージとしては、登場人物が全員極悪人で血みどろの抗争映画かなと思っていました。しかし、ビトーは家族思いで紳士、ソニーは妹が大好きという人間らしさがあって驚いた。(すっかりビトーが好きになりました。)

ビトーが打たれたシーンやマイケルがレストランで敵を討ちに行くシーンなどハラハラしながら観たものの、前向きに進んで良かった。

あと、どれだけ人が死ぬの!!と思うくらい人が亡くなる。個人的にソニーとアポロニアの亡くなり方が辛い…
(唯一の救いは、ビトーが孫の面倒を見ている時に穏やかに倒れる亡くなった事ですかね〜)

色々な出来事を経て、堅気から一気にファミリーのドンになったマイケルの顔付きが変わるのがかっこよかった!!

好きなシーン

・クレメンザがマイケルに料理を教えるシーン。

・クレメンザがマイケルに暗殺の仕方を教える所。(お手洗いから戻ったら頭に2発だぞ!!と何回もマイケルに教えるのシーンも良い!)

・ビトーが孫のアンソニーと遊ぶシーン。

・マイケルがアポロニアに運転の仕方を教える所。

・ビトーが葬儀屋のボナセーラにソニーの死体を綺麗にして欲しいと頼む所。

いつ殺されるか分からないのかヒヤヒヤしながら、観ていたので心臓が持たなかったです。でもどこかでダンディで強いマフィアのカッコ良さがありました。

マイケルがドンになってこの先どうなるのかとワクワクしているので、Part2も楽しみです!!
まりか

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