ゆずきよ

ロッキーのゆずきよのレビュー・感想・評価

ロッキー(1976年製作の映画)
4.3
娘の部活で先輩の引退式をやりまして、私も参加させて頂きました。
そういう行事の後って何かに熱中している映画を観たくなるんです。
私の中で熱血熱中と言えばやっぱりロッキー。
良く思い返せばクリードは観ていないしシリーズも4作目までなんですよね。
折角なのでロッキーシリーズ見返そうかな。
あっちなみに娘はボクシング部では無いですよ。

物語は、素質はあるが陽の目を見ないシルヴェスター・スタローン演じるロッキー・バルボアが世界チャンピオンから対戦相手へ指名されるという所から始まります。
ロッキーの心の支えはペットショップで働く親友の妹タリア・シャイア演じるエイドリアンとペットの亀たち。
ちなみに私はこの映画で亀を飼いたいと思いそこから動物好きになるのですがそれはまた別のお話。
未だにサウスポーの由来は本当なのかどうかはわかっていません。
あと私の記憶では壁ドン、眼鏡を外したら美人、犬とロードワークを最初にやったのはロッキーじゃ無いかな?
頑張れば報われるわけでは無いし、きっかけがあるまでのロッキーは本当に控えめに言ってクズなんですけど、やっぱり一生懸命な人はカッコいいです。
ボクシング映画ながらボクシングシーンは控えめでメインが人間模様なのも実にこの映画の良いポイントですね。
それと何を言っても音楽が良い。
使用されている曲は今では各バラエティで誰もが一度は聞いた事がある筈です。
スタローンは売れない役者と脚本家で、この映画でブレイクしたのは周知の事実。
当時の私はそれを知らずに観ていたので改めて観るとスタローンの気合いが伝わって来ます。
ラストに関してもいくつか種類があったらしいですが私はこのラストが好きです。

私は父の影響で格闘技が好きです。
それに私の世代はK-1、プライドの一大ブーム真っ最中。
それでも同級生や友人でロッキーを観たという人は一握りでした。
当時の知り合いにたまたま会う機会があって話を聞くと「クリードを観たからロッキーも観た」と言っていました。
こうして時代を超えて愛されるシリーズというのは本当に凄いです。
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