『俗物図鑑』に続く、内藤誠監督×筒井康隆による、ハイテンションハチャメチャブラックユーモアシュールナンセンスエログロSFコメディー。
原田大二郎、峰岸徹らの実力派の脇に筒井康隆、山下洋輔トリオ、タモリ、ガロ編集長南伸坊らの所謂あの時代のあの周辺、全日本冷やし中華愛好会メンバーが顔を並べ、和田アキ子、「ノーパン喫茶の女王」イヴなどのビックネームもゲスト出演。
「いい大人が内輪で集まってバカやってらぁ」の最高峰。劇団俳優が多く、ほぼマンションの一室でのドタバタゆえに、全体的に演劇チックではあるが、とにかく終始バカバカしい、キ◯ガイ連発で笑える。その中で原田大二郎が説くタレント論が至極真っ当、良い事言う。
坂田明は演技が上手い、山下洋輔はピアノが上手い（当たり前）、筒井康隆は犬神博士。地震で時間と空間が歪み、冷蔵庫は北極へ、トイレは宇宙へと繋がる。トドメにターザン、ついで梨元勝。もはや意味不明。
とりあえずタモリ総統だけでも観てください。
