この鬱屈としたモノローグはただでさえ共感されにくいのに、そこに演出の過剰性が乗っかっているせいで、更に作品と観客とに隔絶を感じる。デン!ってSEなんなんだよ。クイズの出題音かよ。初期から遊園地みたい…
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「カルネ」
ギャスパー・ノエのデビュー作。2作目の「カノン」は本作の続編にあたるらしい。初経を迎えた娘がレイプされたと思い、復讐に走ってしまう溺愛親父の話。
生まれた瞬間に母親がいなくなり、男で…
ギャスパーノエ短編デビュー作。VHSでカルネ、カノン両方揃えることに成功した為、家族が誰もいない本日リビングで鑑賞。観終わってほんとに誰もいなくてよかったと思った。
まず約40分で起承転結スタイリ…
おもしれー。
ギャスパー・ノエの初期短編。荒削りでチープな演出も目立つが、求心力のある画面が続く一作。私が読んだ論文では、冒頭の屠殺シーンは終盤の性交シーンの主人公の怪物性を際立たせていると論じてい…
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馬の屠殺場と、娘の出産シーンの冒頭。
牛の股から血がドバーッと出るのと、出産で赤児がドュウルンって出てくるのが呼応してるかのよう。
馬肉屋を営む父と、いつも俯き加減で言葉を発しない娘。妻は娘を置い…
変態性の作品ばかりのギャスパー・ノエ1作目。
いきなり注意書きから始まり、馬の解体や赤ちゃんの出産をモロに見せられる。
フランス国民は馬肉が好きらしく、それでこのタイトルに。
たった40分しかな…