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西部の男のbolのレビュー・感想・評価

西部の男(1940年製作の映画)
3.7
悪徳判事ロイビーンが率いる牛飼いと農夫たちの対決が激化するテキサス。
そこに一人の流れ者がやってくる。
流れ者のコールは話術に長けているため、
彼らのいざこざを上手く仲裁し解決させようとする。

西部劇といえばの撃ち合いがあまりなく、
ひたすらトーク!トーク!トーク!っていう内容で異質ですがとても面白かったです!

ロイビーンを怒らせたら即処刑。
幾度とピンチに陥りますが、得意の話術ですり抜ける面白さ。その場限りなのかと思いきや最後まで繋がってて感動!

ゲイリー・クーパーがめちゃくちゃハンサムでした!あれは髪切られてもいい笑
そんな簡単に副保安官ってなれるのかってツッコミいれたくなるけど、どうでもいいですよね(ハンサムに甘々)

ですが今回はロイビーン役のウォルター・ブレナンでしょう。
彼の演技がとにかく素晴らしかったです。
感情の緩急が凄い。
最後のシーンは思わず同情してしまいました。
コールを追いかけようと馬に乗って猛スピードで走るシーンも迫力があって見入ってしまいました。
極悪の自称判事だけど女優のリリーに恋をしているという役柄。彼女に関してはゆるゆるだし劇場に正装で行く所とか可愛くて憎めない!笑
劇場の全席買って一人で鑑賞するなんて
まさに元祖同担拒否🤣
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