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ルパン三世 カリオストロの城のLIBROのレビュー・感想・評価

4.5
説明不要に近い有名作。ちょっとカッコつけすぎ感のあるルパンだが、ルパン三世といえばこのルパン像を思い浮かべる人は多いはず(男らしさを体現しているのは今作は銭形かな?)
長編初監督作でこれを作れてしまうことが、何より宮崎駿の凄さを体現してると思う。大野雄二の音楽・大塚康生の作画はいつも通り流石
山田康雄の吹き替えでの面目躍如っぷりが堪能出来る(上川隆也が声優の番組で、ゴート札作りの現場に乗り込んだ銭形に「偽札作りが城の秘密か?」と聞かれた時にルパンが言い放った「そうよ」に山田康雄の凄さを感じたと語っていた)
【余談】
子供の頃初見で影の軍団見た時は何故か怖くて、途中で見るのをやめた
スピルバーグも「この映画のカーチェイスシーンに勝てない」と言っている
宮崎駿はインターポールに関して、わざわざ国連のような組織を映画に登場させ、しかも正義を遂行しない集団として描いている。国連の機能不全を当時から見抜いていたのか、それともWWIIを知る者として何か国際機関に思うとこがあったのか...
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