齋藤康平

アカルイミライの齋藤康平のレビュー・感想・評価

アカルイミライ(2002年製作の映画)
3.0
20200320
TSUTAYAレンタル(渋谷)
115分

タイトルとは裏腹にどん詰まり感満載。陰鬱なカラーで常に鉛色の世界。

爽快さは無い。

子供の心むき出しの野暮ったい演出の良い意味で積み重ねる世界観。

大人になる意味と成長しきれないガキ特有の自尊心の葛藤、着火寸前の導火線のような態度。

私は工場長の人の良さが好きだし、
どちらかと言えばそちら側の人間なだけあって早々に殺されたのは勿体なかった印象、もう少し長めに生かして欲しかった。

浅野忠信とオダギリジョーの男前に惚れ惚れする映画。
齋藤康平

齋藤康平