このレビューはネタバレを含みます
00年代×オダギリジョー×浅野忠信×黒沢清という圧倒的な雰囲気のパッケージング オダギリジョー、浅野忠信は謎のヘンテコ、オンボロファッションがカッコよく見えるんだから訳分からん これがサマになる20…
>>続きを読む明確な"明るい未来"はあるのだろうか
これまた摩訶不思議な黒沢ワールド。クラゲを軸に展開される『ニンゲン合格』を彷彿とさせる寓話のような本作。映像そのものからも伝わるように、今までの黒沢作品と…
全てが嘘になる。全てが夢になる。溟い水に漂う海月、死してなお彷徨い続ける幽霊、それは見果てぬ夢。それは革命。
これは革命の映画である。
近づけば去る。触れれば死ぬ。
ならば死んだように生きるのか。…
「夢の中で未来は明るかった」。夢か現実か。「唐揚げが小さいです」。アカクラゲ。出てくる間取りはどれも違和感が強い。そして不自然な構図の数々。ときどき切り替わる荒い画質。窓際の机。「嵐が来るかもな」。…
>>続きを読む森達也監督の本にふと黒沢清監督の名前がでてきたから
久しぶりにみたくなった。
何度みてもわからないし、理解できないのに、この映画のもつ光も届かない海底をずっと歩いているような世界が好きで見てしまう。…