255.1949
アングロサクソンの伝説的英雄譚
当時の絶望的な低感度カラーフィルムで、歴史アクションを鮮やかに描いた、それだけでも価値のある作品。モノクロの数倍の予算と人を投入したことは想像に難くない。カラーを生かした色鮮やかな衣装も見どころの一つ。
物語はロビンフッドがノルマン民族の圧政に苦しむサクソンの開放と共存に導く、まさにテンプレ的英雄譚。テンポよく進む展開でドラクエより簡単に仲間が増えたりご都合主義な部分はあるが、そんなことを感じさせない爽快感はまさに娯楽作
長年語り継がれてきた英雄ロビンフッド、差別も格差もなくみんなで楽しく暮らしたいと語る彼の目に現在の世界はどう映るのか。
